素人登山の道具選び

登山の素人がやったこと、悩んだことについて綴ります。

かどさんぽにもっていく道具 その② 寝袋・シュラフ・スリーピングバッグ

かどさんぽって、なんやねんって話はこちらからどうぞ! 

siroutooutdoor.hatenablog.jp

 

思いつきで付けたこの名前ですが、すでに恥ずかさを感じております。

さて、今回はそれにもっていく寝袋について書きます。

 

 

旅程は、

・ネパール(9月ー10月)

アンナプルナトレッキング 

エベレストトレッキング

 

・トルコ・ギリシャ(11月) 

タレースの活動した土地イズミールからエーゲ海を渡って、ギリシャへ

 

・スペイン(12月ー1月)、

サンティアゴ・デ・コンポステーラ巡礼路

ピレネー山脈を超えてサンティアゴ・デ・コンポステーラまで

 

・アルゼンチン(2月)

Aconkagua(アコンカグア)、パイネサーキット、

 

・チリ(3月-5月)、

route of parks of patagonia

南部から北上、プエルモントまで

 

・アメリカ(PCT、アラスカ)(6月ー8月)

ジョン・ミューア・トレイル、デナリ国立公園、グレイシャーベイ

 

こんな感じで、

寒い時期に、寒いところにいるような、

氷点下10℃を下回るシチュエーションはないんですね。

 

ですので、めちゃくちゃ温かいやつは不要。大きいし重いし。

 

冬の山で使っているのが、

モンベル ダウンハガー800#0

【素材】表地:10デニール・バリスティック® エアライトポルカテックス®加工]
【重量】1,183g(1,218g) ※( )内はスタッフバッグを含む総重量です。
【カラー】サンライズレッド(SURD)
【サイズ】R/ZIP(右ジッパー)、L/ZIP(左ジッパー)
【収納サイズ】φ19×38cm(8.6L)
【リミット温度】-18℃
【コンフォート温度】-10℃
【適応身長】~183cmまで
【付属品】ストリージバッグ

webshop.montbell.jp

これは、オーバースペックですね。

しかも大きいし、重い。寝心地はいいんですけどね。

 

で、もう一個もっていたのが、

モンベル ダウンハガー650 #3

父からのお下がりです。

【素材】表地:40デニール・スーパーマルチ・ナイロン・タフタ[超耐久撥水加工]
【重量】829g(858g)※( )内はスタッフバッグを含む総重量です。
【カラー】バルサム(BASM)、サンライズレッド(SURD)
【サイズ】R/ZIP(右ジッパー)、L/ZIP(左ジッパー)
【収納サイズ】φ16×32cm(5.1L)
【リミット温度】-1℃
【コンフォート温度】4℃
【適応身長】~183cmまで
【付属品】ストリージバッグ

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重さは良いんですけどね。

若干、寒さに弱い。コンフォート温度は、0℃くらいまで欲しい。

 

ということで、ちょうど間くらいのものを購入しました。

 

ダウンハガー 900#2

【素材】表地:7デニールバリスティック® エアライト[ポルカテックス®加工]
【重量】624g(648g) ※( )内はスタッフバッグを含む総重量です。
【カラー】サンフラワー(SUF)
【サイズ】【適応身長】~183cmまで
【収納サイズ】φ14×28cm(3.4L)
【機能】 コンフォート温度:0℃ リミット温度:-6℃

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なんと、650#3よりも保温力が上回るのに、

軽く、さらに収納サイズも小さいのです。

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自己満足ブログなので、わざわざそのサイズや重さの違いを説明するか迷いましたが、

記載しておきましょう。笑 暇なので。

 

ダウンには、ふわっふわ度(羽毛が復元する力:ふわっふわであることでその隙間に空気が入り保温力をもたらすのです。ダンボールに保温力があるのは、あの隙間に空気が入っているから)を表す数値、FP(フィルパワー、ふわふわパワーですね。)というのがあります。

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(モンベルさんのHPから拝借)

900FPが100g

650FPが100g

だと、同じ重さでも、900のほうがふわっふわで保温力が高く、温かくなるってことです。

つまり0℃に耐えられる保温力を得たい場合、高いFPのほうが軽い状態で実現できるということですね。

 

ちなみにですが、寝袋や衣類などは、いくら良いダウンであったとしても、

それらが発熱することはありません。笑 当然ですけど。

 

自然の中で発熱している、つまり熱源は基本的に自分の体だけです。(湯たんぽとかカイロとかがあれば別ですが。)

なので、その「体温を、いかにして体の周りで保持するか」が重要な考え方ですね。

(当然ですけど、FPが高いほど品質も高いので、価格もそれなりに。笑)

 

保温力は足し算できますので、FPの低いダウンの寝袋でも、

ダウンジャケット等の衣服を着て使えば、全体の保温力が上がります。

 

一方で、保温力は高ければいいというものではありませんよね。

衣服と同じで、夏に適した保温力、冬に適した保温力を考えて選んでいきましょー!

 

ナンガとか、イスカとかも、気になりますが、

ざっと見た感じ、モンベルのコスパが一番いいと思います。

 

さらに、たまにアウトレットで掘り出し物があるので、

寝袋がほしいときはチェックしてみましょう。

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□過去の「かどさんぽ記事」

 

siroutooutdoor.hatenablog.jp

 

 

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