ピザ窯を作りました。
先月の半ば、ピザ釜を作りました。
自分で作っている野菜を活用できる、
寺子屋に来ている塾生たちと楽しめる、
そんなことが理由です。
参考にしたのは、この本。
諸先輩たちの作例と、基本的なツーパターン、二層式と単層式のピザ釜製作方法が、記載されています。
必要な道具の個数、
調達場所も書かれているので、初心者にもオススメです!!
というか、僕が初心者で、これを見てできたので、特に問題がないんだと思います。
さて、僕が作ったピザ釜は、これ!
二層式のピザ釜です。
ドームの中で焼き、下のスペースで火を焚きます。
300度くらいまで温度を上げるときは、ドーム内、下層共に火をくべます。
もう一つのパターン、単層式は、簡単にできるのですが、いわゆる追い炊きが難しいので、二層式にしました。
さて、簡単に作りかたを記載しておきます。
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主な素材
耐火煉瓦 150円×90個 (本は120個と記載)KOMERI最安値
アサヒキャスター(耐火コンクリ)4000円×5袋(本は6袋と記載)Amazon最安値
コンクリートブロック 150円×24個(どこでも同じくらい)
セメント1袋、砂 18キロ×3袋 合わせて1000円くらい ホームセンターで購入
コンクリ平板 180cm×1(切断して、90×2)100cm×1 3000円くらい
その他に、
トロ箱(コンクリ類を混ぜる)、左官道具(近所の大工さんから借りた)、バラス、
水準器(iPhoneで代用)、ディスクグラインダー(レンガを加工します)
総額 50000円くらいでできました。
製作期間は構想含め2週間程度です。
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まず、基礎部分を組み立てます。
ここまでは簡単。
モルタルの作り方は、セメント1:砂1で水は、適当に入れつつ扱いやすい硬さにします。一気にたくさんのモルタルを作らないことが、成功のコツ!!
ブロックをヨの字型に三段組んだら、その上にコンクリート平板をおきます。
僕は、盆栽の台用のコンクリートをカットして使いました。
意外とバッチリあいます。
そして、その上に、耐火煉瓦を敷き、縁に三段づつレンガを積んでいきます。
この時つなぎに使っているのは、アサヒキャスター(耐火コンクリート)です。
ここがめんどくさかったのですが、三段目は火床をのせるので、レンガをカットしていきます。
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火床の作り方
コンパネ(片面がテカテカしたやつがいい、後で剥がしやすい)に、
高さ4cm〜5cmの板を使い、78cm四方の型を作ります。
そこに、アサヒキャスターを流し込みます。しっかり空気を抜きましょう。
1日乾燥させたら、火床の完成。
煙突部分をかわすために、少し加工が必要です。
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ディスクグラインダーに、ダイアモンドカッターを装着し、火床の大きさに合わせてカットしていきます。
ダイアモンドカッターは、使用していると切れ味が落ちてきます。
僕はこれに結構困らされました、、、
そんな時は、火床を加工した時に出た、コンクリート片をカットしてください。
切れ味が戻ってきます。
火床を乗せることができたら、↑のように、ドームの基礎を作ります。
この時、煙突も仕上げてしまいます。
煙突は、レンガをこの字型にカットして、二つ組み合わせロの字にします。
それを積み上げると煙突の完成です。
これは、ホームセンターなどで売っている、マキストーブの煙突を援用してもいいかもしれません。
ここまで来たら、あとはチョー簡単です。
ドームが一番難しそうですが、火床の上に、土を盛って、濡れた新聞紙で包み、その上から、4cm程度の厚みになるように、アサヒキャスターを塗りたくるだけ。
1日乾燥させたら、↓な感じです。中から型代わりにした土を抜いたら完成です。
完成後は、こんな感じです↓
生地も自作、ブロッコリーも自作です。
最高だ!!