H28年1月14日〜15日 坊ガツルキャンプ
僕にとって毎年恒例となってきた、1月の坊ガツルキャンプ
いろんなことをリセットするのに役立っています。
昨年はこんな感じ
今年は暖冬ということもあってか、、
雪はほとんどなかったし、
軽アイゼンを着ける必要もありませんでした。
今回のスケジュールは、
14日
長者原〜すがもり越え〜坊ガツル(テント設営)〜平治岳
15日
坊ガツル〜大船山〜御池〜坊ガツル〜久住山〜坊ガツル
16日
坊ガツル〜雨ヶ池経由 長者原
といった感じ。
暖冬とはいいつつも、
寒気が入ってきたタイミングで行ったので、
長者原(1200mくらい?)で、ー1℃
坊ガツルで、ー5℃(夜は、ー10℃)
それぞれ山頂付近では、ー10℃
と、普段暮らしている環境よりも、
10℃〜15℃程度異なる状況でした。
装備は、こんな感じ
グラム単位で計測します。
荷物は、
45Lのリュックも含め、
11847g
摂取カロリーも計算して、
三日分に分けます。
初めてこんなにちゃんとやりましたが、
この工程だけでかなり勉強になります。
いるものいらないもの、多すぎるもの足らないもの。
自分の思考回路や欲求が見え隠れします。
三年前に初めて単独で冬山キャンプに行きましたが、
今の知識を持って振り返ると、
当時の無知と準備の足りなさに恐怖を覚えます。
さて、実際行ってみてですが、
全体の工程がスケジュールより、早く進めたので、
15日の夜には帰って来ました。
準備の力というのはすごいもので、
ー5℃やー10℃であろうと特に問題はありませんでした。
道具として特に良かったのは、
ホグロフスのモコモコダウン(テントの中だけで使用します)
マウンテンハードウェアのミドルレイヤーとヘッドウェア
問題があったのは、
ハイドレーションが、若干凍結した(タオルとか巻いとく必要があった)
シュラフが、若干弱い(もう少し暖かいとかなり快適)
くらいかなー、、、
こういうところに行くといつも感じますが、
テントみたいな薄っぺらいものでも屋根があるだけで、安心するし、
二食100円程度のラーメンでも、嘘みたいにおいしいのです。
登りたい山が特にあるわけじゃありません。
ちゃんと準備しても過酷な環境で、
どんな感性を持てるのか、それに興味があります。