facebookを辞めて得た5つのこと
先月FBを辞めました。
辞めた理由は、
1、周りの目が気になりすぎて、書きたいことを自由に書けない自分に気がついたから
2、手の届く範囲というのが、わからなくなっているように感じたから
3、FBを見る時間が長く、それが習慣化されているように感じたから
です。
僕は決して精神力の強い男ではありません。
ですが、どう見られるかよりも、どう生きたいかを大切にしたいと、思っています。
精神力の弱い僕が、この思いを通そうとすると、
FBはかなり障害になっていました。
「いいねをたくさんもらえるように、いいことを書こう」
「どう、いいことやっているでしょ?」
そんな気持ちで、投稿している自分が恥ずかしくなり、
ありたい自分とはかけ離れていると感じ、
辞めてしまいました。
今回はFBをやめることによって得た、5つのことを書こうと思います。
1、自分のことを考える時間が増えた
FBをしているころは、誰が何をしているのか、という情報がたくさん入ってきて、それについて考えることが多かったのですが、
やめることによって、自分のやっていることや、
これからのことを考える時間が増えました。
2、個人メールへ割く時間が増えた
FBでつながっている人で、なおかつお客さんという方が非常に多く、
FBの投稿を見てなんとなくお互いの「最近」を知っているような気になっていたので、普段のメールがありきたりになっていました。
ですが、今は何も知らないし、聞かないとわからないし、伝えないと知ってもらえないので、普段のメールが少し丁寧になったように思います。
3、他人が無駄に気にならなくなった
FBの中では、同じようなことをしている人、同世代で活躍している人など、たくさんの情報が入ってきます。そういう情報が入ってくると、自分と比較してしまうのが、人間の性なのではないでしょうか。
時には、好きな人の動向が気になって、変な憶測から、ネガティブ思考に陥っていくということもあるのではないでしょうか。
その無駄な、他人への意識というのが、なくなったように思います。
4、「既読」に振り回されずに済むようになった
FBだと送ったメッセージが、いつ読まれたのか、「既読」マークで知ることができます。
内容が読まれたかどうかを確認するためには、便利なのですが、
読まれているのに、返事がない。読める時間なのに既読にならない。
そこに謎の深読みが生まれ、悩んでいくこともあったように思います。
また、既読にしてしまったから、早く返信しないと、という変な強迫観念みたいなものに苛まれていたようにも思います。
5、身近な変化に気がつくようになった
FBをやっていると、デスクに座ればとりあえずフィードを眺め、暇があればフィードを眺め、寝る前と起床時にフィードを眺め、いつも投稿への反応を気にしていました。
ですが今は、道を歩く時は、スマホの画面を見ないし、
仕事中の空き時間は、事務所の縁側で外の景色を眺めるようになりました。
そうすると、さえずる鳥の種類が変わったことに気がついたり、
生えてる雑草の種類が変わったことに気がついたり、
水仙の花が咲くタイミングが、場所によって少しづつ違うことに気がついたり、
梅の蕾が大きくなり始めたことに気がついたり、
そんな変化に気がつくようになりました。
本当に辞めて良かったと感じています。
辞めても、本当に大事な人との関係は、何も変わりません。
逆に、直接会いに行く機会が増えたように思います。
もし、今以上に身近な人や事柄を大事にしたいと思っているのなら、
FBを辞めてしまうのも、有効な手段の一つだと思います。